大腸検査…そう、お尻にカメラを入れるやつです。
正式名は、大腸内視鏡検査と言います。
40代以上の方は、必ず、受診してくださいね。なぜなら、男女とも、大腸がんで亡くなる方が多いからです。
がん情報サービスが公表している2014年の死亡数が多い部位のデータによると、
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男性 | 肺 | 胃 | 大腸 | 肝臓 | 膵臓 |
女性 | 大腸 | 肺 | 胃 | 膵臓 | 乳房 |
男女計 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 |
このデータだけを見ても、大腸がんで亡くなられる方が多いのがわかりますね。特に男性の方は、40代になると大腸がん・胃がん・肝臓がんで亡くなる方が増加します。
女性の場合、40代は乳がんや子宮がんなど女性特有のがんで亡くなる方が多いのが特徴ですが、高齢になるほど大腸がんで亡くなる方が増える傾向にあります。
男女とも大腸がんで亡くなる方が多い。
でも、大腸がんは、早期発見で完治率も高い”がん”です。ということは、大腸検査をおこなうことで、手遅れになることを防ぐことができます。
なぜなら、大腸がんは、早期の場合、ほとんど自覚がありません。自覚がないので油断していると”手遅れ”になってしまう場合もあります。
毎年、健康診断のとき便を提出して、便に血が混ざっていないかチェックをする便潜血検査は、誰しも一度はやったことでしょう。
でも、その検査でも100%、大腸がんを見つけることはできません。
便潜血検査をすり抜けた大腸がんを見つけるには、大腸内視鏡検査が一番です。この検査だと、高い確率で、早期の大腸がんを見つけることができます。
しかも、大腸がんは、他のがんと違い早期に見つけることができるので、治る確率が高いのも特徴なんですよ。
40代に突入したら、必ず、大腸がん検査を受けましょう!!
検査前に飲む下剤が、クッソまずい!!
大腸検査を受ける3日から7日以内に、病院から下剤キットが自宅に送られてきます。
前日の食事は夕方7時ころまでにすませ、食事も消化のよい物を食べましょう。その後、口に入れるのは、水だけです。
さて、病院から送られてきた下剤キット、モビプレップ。
モビプレップに水を入れるだけで下剤が完成します。確か2リットルほど作りました。
このモビプレップ、前日に作って冷蔵庫で冷やしたほうが良いですよ。
病院の方も言ってましたが、”モビプレップは、冷やした方が飲みやすい!!”
理由は、このモビプレップ、本当にクッソまずいのです。
ポカリスエットを、ものすごぉぉぉーーーく、不味くしたものです。
基本的に、このモビプレップ、全部を飲み干すようですが、便が水みたいになれば、残してもよいとのこと。
初めて大腸検査を受けた時は、そんな事、聞いてもなかったので、全て飲み干してしまいました。
ほんと、クッソマズイ…
私なんて、最後の方は、あまりのまずさに体中が震えましたから…ゾワッて体中の毛が立つような感覚に襲われました。
あの感覚は、モビプレップを飲んだときだけですね(笑)
ここまでは、自宅でおこないます。
そして、便が水みたいになればOKなので、病院に向かいます。
※ここで気をつける点があります。
起床後、病院に行く時間までに、モビプレップを飲み干して、大腸内にあるウ〇チを出さないといけません。
そして、便意がおさまるまで待たないといけません。
便意の強さには個人差がありますが、経験上、便意を我慢するのはかなりキビシイ…ので、寝坊するとエライことになります。
便意が来ている途中で、病院へ向かうはめになり地獄を見ますよ、マジで(笑)
そんな訳で、検査日の当日は、早めに起きることをオススメします。私の場合、4時間前に起きて、1時間前には便意も治まって準備が整ってました。
美人看護師さんに、お尻の穴を見られます!!
さて、病院に到着後、必要書類に記入後、診察室に行きます。
そこで、検査着に着替えます。その時、パンツも脱ぎます。
検査着とは、頭の上からスポッとかぶるワンピースみたいな服です。(正式な名前は、わかりません。)
この検査着、お尻のまわりだけ布がありません。そう、後ろから見ると、お尻が丸出しです(笑)
バカ丸出しって感じです(・・;)
診察台に横たわり、丸出しになったお尻を医者の方へ…
大腸検査用のカメラをお尻に入れる前に、痛みを和らげるためにお尻の穴に麻酔用のゼリーを入れます。
そしてカメラを入れていくのですが、痛いんですよね。
私の場合、痛みで体をひねってしまって、若い女性の看護師さんが私の体を抑えつけられました、二人に。もちろん、お尻の穴は見られます。
「今、看護師さんにお尻の穴を見られてますが、それが何か!?」とその時はそんな余裕はありません。
「はやくぅ、おわってくれぇえええええーー」と涙目…
この痛みについては、この先で詳しく紹介します。
さて、医者は、カメラを操りながら大腸内をチェックします。
大腸内検査の時間は、10分から15分ほどで終わりますが、私みたいに暴れると、もう少し時間がかかる場合も…
その後、カメラを抜いて、休憩所で30分ほど休みます。そして医者から検査報告を受けます。
まあ、大腸内検査は、だいだい、このような流れです。
さて、私は、今まで3回、大腸検査を受けています。
1回目は、総合病院、2回目と3回目は、同じ病院で町にある小さな専門の病院です。下記にそれぞれの病院で体験したことを紹介します。
1回目の病院で受けた大腸検査。検査の後に、地獄が待ってました(笑)
初めての大腸検査。
当日、クソマズイ、あのモビプレップを全部、飲み干し、いざ 臨戦態勢へ!!
カメラをお尻の穴に入れるとき、医者が「空気を入れながら、カメラを入れるので、びっくりしないでね~」と。
「へぇ~、こんな感じで大腸検査をやるんだ。」と少し興味がわいた瞬間、カメラが「ぐぅぅぅ…」と入ってくる感じが。
でも、痛みもなくスムーズに検査も終わりました。
検査報告を受けるとき、興味ついでに空気を入れた理由を聞いたのですが、その医者が言うには、「カメラを入れる前に空気を入れると腸が膨れてカメラを入れても痛みが少ないから」と。
「ほほう…なるほど、確かに痛みはなかったね、勉強になりました。」と感心したのですが、その後に地獄が待ってました。
医者が、「腸に残っている空気が抜けたら帰ってもいいので、抜けるまでは待合室に残ってくださいね」…空気が抜ける?そう、おならをするまでは、家に帰れない状況に。
お腹にたくさん、空気が残っているなら、すぐに出せるでしょ!!っと思うでしょう。
でも、私の場合、この空気が全然、抜けなかったんですよ。
お腹がパンパンに張って、普通にイスに座れない状態、お腹も両足も前へ突き出した状態に。
カエルのおもちゃでお尻から空気を入れるとジャンプする、あのカエルのような状態になってしまったのです(笑)
もう、歩くのもツライ、お尻にチカラを入れても反応なし。
ようやく1時間後に”おならが出て”、楽になりましたが、それまでの間、地獄でしたね…(笑)
2回目、3回目の病院では、まさか、あの映画ような状態に(・・;)
2回目と3回目に病院は、同じです。
この時も、モビプレップを飲み、いざ臨戦態勢に!!!
検査室に行き、あの瞬間が来ました。
そう、カメラを入れる、あの瞬間に…その時、以前のカエル事件のことが頭に浮かんで、医者にたずねました…「空気を入れるんですか?」と。
医者「いや、うちは、空気をあまり入れなくても、スムーズに検査ができるから大丈夫ですよ^^」
私「ほほう、空気を入れなくてもできるんだ、勉強になりました。」と感心した瞬間、カメラが「ぐぅぅぅ…」と入ってきました。
私「おおお、マジか…痛ぇえええ」
そう、私が痛みで、思わず体をひねったのは、この病院です。特に、左わき腹をカメラを通過してくる時は、もう、「お腹がつる、つる!!」ピクピクつるような感じに。
しかも、そのわき腹をカメラが通るときに、検査着の上からも、そのわき腹が盛り上がっているのがわかるんですよ。
映画「エイリアン」に出てきたあのシーンのように…エイリアンの赤ちゃんがお腹を突き破って出てくる、あのシーンのように(笑)
「いやー痛かったですね…(笑)」
おそらく、空気が少なかったのが原因だと思います…おそらく、正解でしょう。
こんな感じで、検査も10分で終わらず激痛の中、痛みに耐えながら、やっと終わりました。
いや~君の腸は、普通の人より長いね。
はあ…
こんなに時間がかかったのも、腸が長かったからだよ。
そうなんですか…
普通の人は、その日に食べた物が翌日にウ〇チで出るけど、君は2日後に出るんじゃない。
…
ちゃんと、翌日には出てるわ、ボケ!!
↑私の心の声
まとめ
とにかく、大腸検査は、やっておいて損はありません。
大腸がんは、早期で発見できる”がん”です。しかも、早期で発見できれば完治しやすい”がん”でもあります。
40代以上の方は、積極的に”大腸検査”をやりましょう。
以上、「大腸検査 40代以上の方は必ず!!痛みで大変でした。」を紹介しました。
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